信楽焼き陶器鉢

信楽焼きの特徴

滋賀県甲賀市信楽町で作られている陶磁器。
粗めの土質を用いて対火性が高い信楽ならではの温かい発色と柔らかい表情の焼き物。
信楽焼のルーツは 天平時代に生まれたと言われる日本六古窯の一つ。
鎌倉時代には水瓶、安土桃山時代には茶の湯の発達などにより、茶道具の名物が生まれ、
信楽焼のわび・さびの味わいは現代にも生きています。

現在では土の味わいや温もりを生かした風合いが愛され、花器や花鉢などの
インテリアにも使われています。
1976年(昭和51年)信楽焼は国の伝統工芸品として指定されました。

信楽焼きに使われる土は琵琶湖の湖底に堆積した古琵琶湖層より採取。
およそ400万年前から積もった土は耐火性があり素朴な肌触りや暖かい火色を創り出す。
素地に釉(くすり)掛けをすることにより印象の異なる鮮やかな色に変化します。

使用している陶器鉢について

伝統の信楽焼きの技に新しいエッセンスを加えたスタイリッシュな花鉢。
和洋にとらわれることのない、日本の陶器の持つ色や風合いは置く場所、
シチュエーションを選びません。

ガラス質の部分にある細かいヒビは貫入と言って、焼き上げた時の
表面と内部の膨張率の違いにより自然発生するものです。
一つ一つ焼き上げた陶器はそれぞれ違った個性を生み出します。
受け皿は防水加工が施してあります。

 

陶器鉢の種類